あと施工アンカー工事とは

安心で確実な施工を皆様に

あと施工アンカー工法

アンカーには、コンクリートの打設前に所定の位置に設置して埋め込む「先付けアンカー (先付け工法)」と、躯体コンクリートを打設し強度が発現した後にアンカーボルトを 埋め込む「後付けアンカー(後付け工法)」に大別されます。後付けアンカーはさらに、 コンクリート打設後に孔あけする「あと施工アンカー工法」と、コンクリート打設前にアンカー 設置位置にアンカー取り付け孔を設定しておく「型抜き工法」に分けられます。
弊社では、耐震改修工事等で主に用いられる「あと施工アンカー工法」について、 永年にわたり培ってきたノウハウから安心で確実な施工を皆様に提供いたします。

あと施工アンカーの種類

あと施工アンカーには、大きく分類して 1).金属系アンカー 2).接着系アンカー 3).その他アンカー に分けられます。
金属系アンカーは、予め施工された孔の中に、アンカーを打ち込む、または締め付けることによって金属の拡張部が開き、アンカーが母材に対してくさび状態となることによって固着力を発現するアンカーが、一般的に用いられています。この作動の型・式により、前述のアンカーは「金属拡張アンカー」とよばれています。
また、接着系アンカーは、予め施工された孔の中に接着剤を充填しアンカーを打ち込む方式のことをいいます。接着剤や打ち込みの方法にも種類があり、接着剤には「カプセル型」や「注入型」が用いられています。

[金属拡張アンカー] [接着系アンカー]

金属拡張アンカーの種類

金属拡張アンカーの種類

接着系アンカーの種類

工事の写真

鉄骨ブレース設置工事・アンカー打込み完了 壁開口閉塞工事・アンカー打込み完了
 
開口付きRC壁増設工事・アンカー打込み完了

あと施工アンカー工事の施工フロー

接着系アンカーによるあと施工アンカー工事

準備

労務・安全衛生等に関する管理書類の提出、施工方法の打合せ、設計図書及びアンカー設置詳細図の準備確認、作業用足場の確認。

躯体調査

あと施工アンカーを打込み施工をする箇所の既存躯体状況を目視調査を行い不具合(ひび割れ、じゃんか等)な箇所があれば、管理者とその対応を協議する。また、鉄筋探査機による埋設物調査の計画の場合には、調査を実施します。

アンカー位置墨出し

アンカー設置詳細図に基きアンカーのピッチをマーキングします。

材料搬入

接着系アンカー材、アンカーボルトの現場搬入

材料検査


接着系アンカー材の検収状況

アンカー筋の検収状況
搬入された材料の種類及び数量を確認します。

穿孔機器の検査

 

穿孔作業


アンカー穿孔状況
予めドリルビットに穿孔長をビニールテープ等でマーキングを行い、所定の深さで穿孔します。

孔内清掃


孔内清掃状況(バキューム使用)

孔内清掃状況(ブラシ使用)
清掃作業はアンカーの固着力を左右する大事な作業なので念入りに行う。
手順としては
―舷亠 Ε屮蹈錙爾鮖藩僂傾ζ發塙周りの切粉を除去
▲錺ぅ筺璽屮薀靴嚢κ匹離屮薀靴けを行い
再び、孔内に残った切粉を取り除く。
以上の要領で清掃を行う。

接着系アンカー充填


穿孔確認状況

接着系アンカー充填状況
接着系アンカー材を充填し、打込みの準備を整える。尚、上向き施工時はアンカー材が落下する恐れもあるのでくさび等の落下防止策と足場の養生を行う。

アンカー筋のマーキング


アンカー筋打込


アンカー筋のマーキング状況
所定の埋込長を確保するよう、アンカー筋にマーキングを行う。
アンカー筋に回転・打撃を与えながら一定の速度で、マーキングが施工面に達するまでアンカー筋を打ち込む。

硬化養生

所定の硬化時間内はアンカー筋を動かさない。

アンカー筋台直し

接着系アンカーの硬化後、止む無く斜めに打込みしたアンカー筋の台直しを行う。

打音試験・引抜き試験

テストハンマーによる打音試験。油圧ジャッキによるアンカー引抜き試験(非破壊試験)を行う。

片付け・清掃

機材等、作業場周りの後片付け整理整頓作業

報告書類の提出

引抜き試験結果報告書、材料証明書、出荷証明書等の提出。